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インターネット教育
イングランドニューカッスル大学の教育工学教授が、
(スガタ ミトラ さん)
「子供は興味があれば学ぶ」
という考えのもと、
貧しいインドのスラム街のある壁にコンピューターを埋め込みました。
ゲームで遊ぶだけじゃないかと思われましたが
子供たちはゲームに飽きてGoogleにいきあたります。
Googleを通して子どもたちは「何か」を学んでいるのです。
子供たちは英語を話せないが、
直ぐに英語でブラウンジング(閲覧)するようになりました。
500メートル離れた村でも同様の実験をやったところ
「もっと高速なプロセッサーと便利なマウスが欲しいところだね」
と現地の子供に言われます。
10歳の子供にピタゴラスを調べさせると
30分で相対理論を理解したのだとか。
自主的に学べる環境は、
先生に教わるよりも重要だということがわかります。
日本では、インターネットは勉強が終わったら使っていいよ。
という位置づけです。
学びのツールとしてこれからは考え直すべきなのかもしれませんね。
大人たちも伝統的な教育にありがちな
トップダウン形式を繰り返すのではなく、
子供たちに「励まし」と「称賛」を与えるために存在すべきだと言っています。
具体的にはおばあちゃん方式といって、
後ろから、「凄いね~!どうやってやるの~?」
と応援するのです。
これは、こどもに限らずおとなも同じですよね。
企業研修で現場指導をする時も、
現場での承認がスタッフを成長させます。
急に現場の雰囲気が変わったので研修担当が何をやっているのか
本社からわざわざ見に来たことがあります。
おばあちゃん方式をやっていただけです。^^
話を戻して、
インターネットを使った「学び」は既存の教育を
根こそぎ変化させそうですね。